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カナダ永住権 ジョブオファー獲得のヒント


Tip 04-2025【2025年最新版】カナダ永住権にジョブオファーは必要?制度変更後も重要な理由とは...
2025年3月、カナダ移民局(IRCC)は、Express Entry 選考におけるジョブオファーに対する CRSスコア加点を廃止しました。これにより、「ジョブオファーはもう必要ないのでは?」という誤解も広がっています。しかし実際には、多くの永住権プログラムでジョブオファーは今も非常に重要な要素となっており、その重要性は以前と変わらず、むしろ、それ以上です。

ジョブオファーが「必須」となるカナダ永住権プログラム:
以下のプログラムでは、ジョブオファーが申請の前提条件となっています。

■ PNP(州推薦プログラム)
カナダ各州が独自に運営する「州推薦プログラム(PNP = Provincial Nominee Program)」では、約半数の移民ストリームでジョブオファーが基本要件です。特定の州での就職内定を得ることで、その州からの推薦を受けることができ、永住権取得に大きく近づきます。

■ AIP(大西洋移民プログラム)
対象州:ニューブランズウィック、ノバスコシア、PEI、ニューファンドランド・ラブラドール → 指定雇用主からの内定が必須であり、永住権申請前に最大24か月間の就労ビザを取得できます。

■ RCIP(地方コミュニティ移民パイロット)
2025年に開始されたこの新制度では、地域の指定企業からのジョブオファーが必須。地域定住を促す制度として注目されており、地方に移住を希望する人にとって有望な選択肢です。

■ FCIP(フランス語コミュニティ移民パイロット)
フランス語を話す申請者向けの制度で、6つの選定地域でジョブオファーとフランス語学力の両方が求められます。

カナダ国内での就労経験はCRSスコアを大きく引き上げる...
Express Entryでは、カナダでの1年以上の就労経験により、最大で180点の加点が得られる可能性があります。

以上のように、カナダ国内で働くことそのものが永住権申請において大きなアドバンテージとなるため、ジョブオファーの取得は非常に重要です。

CEC(カナディアン・エクスペリエンス・クラス)では就労経験が必須:
Express Entry の CEC(Canadian Experience Class)は、カナダで1年以上のフルタイムのスキル職経験を持つ人が対象です。IRCC は2025年、この CEC枠での審査を重視しており、他の抽選枠よりも早期に ITA(= Invitation to apply for PR)が発行される可能性が高くなっています。

まとめ → ジョブオファーは今もカナダ永住権の「近道」:
Express Entryでの加点はなくなりましたが、多くの移民プログラムではジョブオファー取得が必須要件です。「ジョブオファーがなくても大丈夫」 という認識は誤解です。カナダ移住を目指す方は、ジョブオファー獲得が永住権取得への近道となります。

(Updated: 04-2025)
カナダ永住権スキルドワーカークラス・エキスプレスエントリー申請にあたり、決定的アドバンテージとなる "ジョブオファー獲得" に向けたアプローチについて解説します。ジョブオファーは、エクスプレスエントリー資格取得及び、カナダでの求職活動に於おいて重要なステップとなります。カナダ国内の企業からのジョブオファー獲得、スポンサーとなってくれる雇用主を見つけることは、決して容易ではありませんが、ジョブオファーを獲得することにより、カナダ永住権ポイント査定、及びエクスプレスエントリー選抜に於いて決定的ボーナスポイントが与えられます。ジョブオファーは "LMIA = Labour Market Impact Assessment 査定" に於いて Positive であることが要件となり、カナダ雇用社会開発省(ESDC) は、カナダ国内の雇用を守ることを前提に、カナダ永住権保持者・カナダ市民では遂行出来ない職責・職位であるか否かを査定します。カナダ国内の企業からジョブオファーを獲得する為の 5つのアプローチをお書きします。
カナダでの就職活動のイメージ
1. ジョブバンク登録:
カナダ労働市場に関する主要情報ソースの一つがジョブバンクです。他の求人情報サイトと同様、民間の求人情報、あらゆる部門・職種を網羅した政府機関の求人情報も掲載されております。求職者、雇用者側も、求人情報を検索・掲載することが可能で、仕事の内容、学歴、給与等の情報がリストされております:
⇒ 「Canada Job Bank」で google 検索

有効とされる求人票の基本項目:
- 職責・職能。
- 給与と福利厚生。
- 所属する部署の責任者の氏名と役職名。

ジョブオファーの基本要件:
- 書面であること。
- 通常、発行から一年以内のものであること。
- 給与・控除、職務内容、勤務時間等の雇用条件の詳細が記述。
- 勤務時間や勤務開始予定年月日の記述。
- カナダ大使館、高等弁務官事務所、領事館からのものでないこと。

2. LinkedIn 登録:
5億人以上のメンバーを抱える LinkedInは、最先端のネットワーキングツールとして、既存の企業従業員とつながったり、企業の求人ポータル最新情報を確認することができます。あらゆる分野の職種・スキルに対応しており、特定の分野・職域でのネットワーク作り等に活用することができます。
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3. 人材紹介会社:
自分のスキル職歴に関連した専門分野に特化した人材紹介会社に連絡を取ることが基本アプローチとなります。カナダ国内の企業・雇用主は全ての人材・リクルートソースにアクセスすることは困難であることから、最適な人材を採用する為にヘッドハンティング・人材紹介会社に依頼することがが多くなっています。

4. 求人情報ポータルサイト:
Monster、Indeed、Workopolis といった求人情報ポータルサイトは、企業人事採用担当、リクルーター、求職者をつなぐ有力なポータルサイトです。ここでも自分のプロフィールを作成し、自身の職歴に合わせてアップデートすることをお勧めします。

5. リクルート活動:
有望な多くの仕事(管理職、専門技術職) の求人は新聞等に広告されることは通常、ありません。企業人事担当者・雇用主は多くの場合、既に面談をしたことのある人、既知のルート経由で紹介を受けた人を採用します。普段から自身の専門分野に関連する企業リストをサーチし、自己アピールした履歴書を送付します。

ワークパーミット(就労ビザ)認可要件:
カナダ国内の雇用主からジョブオファーを取得することが、困難且つ、カナダ永住権獲得に向けて重要なステップとなります。しかしジョブオファー獲得に成功したとしても、ワークパーミット(就労ビザ)発給が確定した訳ではなく、ワークパーミット(就労ビザ)発給の決裁権限を持つカナダ移民局に対し、自分の学歴・スキル・職歴詳細がその仕事の要求事項に合致していること、その職務を果たす上で最適な人材であることを証明しなければなりません。その証明の為には通常、下記 2つの書類を準備します:

1. 推薦状(Reference letter):
2. 教育・トレーニング(職業訓練)修了証明:

参考:
雇用主がカナダ大使館、高等弁務官事務所、領事館、または不適格雇用主リストに載っている場合は無効となります。その他、必要とされる証明書類は職種により異なりますので、要件の詳細を正確に把握、カナダ移民局が指定するスケジュールに準拠することが必須となります。

カナダで就職に成功した Kさん(在 Van.)からのアドバイス スキルや経験を活かして、カナダで活躍したいという気持ち、素晴らしいですね。しかし、慣れない環境での就職活動は、困難を感じることもあるかもしれません。そこで、カナダの労働市場で成功するためのヒントを5つご紹介します。

1. 汎用スキルをアピール:
リーダーシップ、問題解決能力、コミュニケーション能力など、職種や業界を問わず役立つスキルを強調しましょう。これまでの経験を通して、どのようにこれらのスキルを身につけてきたのか、具体的なエピソードを交えて説明することで、採用担当者にあなたの能力を効果的に伝えることができます。

2. 企業の採用方法をチェック:
革新的な採用方法を取り入れている企業は、多様なバックグラウンドを持つ人材を求めています。積極的にそのような企業を探し、応募してみてはいかがでしょうか。

3. メンター(Mentor)を見つけよう:
カナダの職場環境に詳しいメンターは、就職活動だけでなく、カナダでの生活全般においても貴重なアドバイスをくれるでしょう。メンターシップは、あなたのネットワークを広げることにも繋がります。

4. 効果的な応募書類を作成:
カナダの雇用主は、あなたの職歴やスキルを十分に理解できない可能性があります。履歴書やカバーレターでは、あなたの経験やスキルがどのように活かせるのか、具体的に説明することが重要です。

5. 包括的なサポートを提供する企業を選ぶ:
仕事と生活のバランスを重視する企業は、従業員の well-being にも配慮し、様々なサポートを提供しています。そのような企業で働くことで、より充実したカナダ生活を送ることができるでしょう。

就職活動は、長く、大変な道のりかもしれません。しかし、諦めずに努力を続ければ、必ず道は開けます。自信を持って、就職活動に臨んでください!
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最終更新:2025年4月21日

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