カナダ移住 ビジネスデータ
カナダの国土は日本の約26倍 (997万km2)、世界第二位の広大な国土を有する国ですが人口約3000万人で日本の 1/4 足らずです。鉱物、木材、食料、エネルギーといった天然資源が豊富、経済的にも北米自由貿易圏内に在り、米国市場とも直接リンクしております。カナダは
G7 及び経済協力開発機構のメンバーでもあります。2003年以降は日本からもカナダ移住・永住権取得を真剣に検討されるビジネスマン、企業上級管理職、クリニックオーナー医師の方々が増えております(Updated
12-2024):
高い生活水準:
国連人間開発指標における国別の生活のし易さの評価でほぼ毎年1位、または上位 3位以内に評価され、世界で最も生活しやすい国として広く知られております。環境汚染も最小限に抑えられ、乳幼児死亡率が世界で最も低く、最長寿国のひとつでもあります。カナダは優れた健康保険制度を有しており、医療レベルは、英国等と並んで最高水準と評価されており、米国で問題となっている様な、民間医療保険会社による医療レベル選択への介入といったトラブルもありません。
安全な生活環境:
カナダの犯罪発生率は大変低く、アメリカ合衆国と異なり、世界で最も厳しい銃に対する取締りを行っています。
教育制度:
カナダは教育水準が大変高く、平等に教育機会、大学、大学院への進学の道が開かれております。政府予算において、国民一人当たり世界で最も多額の教育費を充てております。カナダ建国以来、国民の幸福
国力の源泉は教育にあるとの認識共有に基づいたものであると考えられます:
⇒ カナダの最新教育事情・STEM教育
大学教育:
大学教育は伝統的に優れた医学、工学、エレクトロニクス、化学、農学、法経済、文学、文化人類学はもちろん、IT 分野でも北米における重要な人材供給源となっております。主要大学では1990年代から、研究室で生まれた技術をベースとした起業支援を促進する
"TTLO" (= Technology Transfer Licensing Office) 制度が整えられており、優れた特許技術を研究者個人の所属とすることを認め、技術案件の民間移転が積極的に行われております。この様に教育活性化に配慮した新しいシステムが積極的に導入されています。
優れた住環境:
カナダの都市は大変清潔で汚染もされておらず自然も雄大で良く保護されています。気候も温暖、戸建住宅の耐久年数は通常 50 - 70年以上となっております。不動産市場も、日本に於ける少子高齢化に起因する影響も少なく安定しております。
⇒ カナダ移住 国際評価レポート
カナダ国データ:
議会制民主主義の連邦立憲君主制国家で英連邦構成国であり 10の州と 3の準州から構成。首都オンタリオ州・オタワ市。選挙制の下院と任命制の上院の二院制で選挙は
4年ごとに実施。
カナダ憲法には連邦議会も州議会も単独では変更が許されない、基本的自由と権利を規定した 「権利と自由の憲章」 が明記され、言論、結社、集会の自由、平等権、移動権、法的権利が保証。
国土面 9,984,670km2 でロシア連邦に次ぎ世界 2位。17世紀 先住民族が居住する地域に、欧州から移住してきたイギリス・フランスの植民地連合体として創始。1763年大英帝国に統合、1867年連邦化を機に独立運動が進み、1931年ウエストミンスター憲章で独立承認、1982年の憲法制定によりカナダ国が確立。この独立運動の過程を通し、隣国
アメリカ合衆国と政治・経済両面で関係深化。 国政選挙を経て選出される首相が中心となり政策を運営。
公用語: 英語 フランス語
首都 オタワ 元首 英国女王 エリザベス2世
国土総面積 9,984,670km2(世界2位)人口総計 3,789万人(2020年 世界36位)
人口密度 3.2人/km2
GDP: (2020年) 1兆5734億 カナダドル
国民一人あたり GDP(2020年): 54,561カナダドル
広大な国土、気候も多様。北緯70度以北には永久凍土・氷河があり、ブリティッシュ・コロンビア州西岸は緑豊かな雨林が広がっている。カナダでも人口が集中するカナダ・米国国境付近の南部エリア
(日本から移民された方々が多く住んでいるブリティッシュコロンビア州・バンクーバー地域) は、日本の様に春夏秋冬がはっきりしている。夏は日中、摂氏
35℃近くなる日もあるが空気が乾燥しておりカラッとした暑さで、朝晩もとても過ごし易く、メキシコ暖流により冬は積雪が無く、摂氏 7 ~ 10℃、春秋の気温はより穏やかで快適な気候。
教育
教育制度は州により異なるが、初等教育は 6年 ~ 8年、中等学校(日本の中学高校)は4年 ~ 5年、大学は 3年 ~ 4年。2016年国勢データによれば、全体の
18%が学士号、約 8%が修士・博士号を取得。
天然資源
天然・シェールガス、石油、金、石炭、銅、鉄鉱石、ニッケル、カリ、ウラン、亜鉛、木材、水。
輸出
自動車、自動車部品、航空機、鉄道車両製造、機械・機器、ハイテク製品、石油、天然ガス、金属、木材、農産品。
カナダ永住権 参考リンク
☆ カナダ永住権とは ?☆ カナダ投資ビザの解説