PGWP 救済措置の解説
Date: Jan. 27, 2021
PGWP 救済措置(カナダ移住関連):
PGWP (Post Graduate Work Permit) 発給を受けているにもかかわらず、COVID-19 の影響でカナダ国内で就業体験の機会が得られていない方々を対象とし、最長
18ヶ月の有効期間のオープンワークパーミットを発給する救済措置で下記が申請資格要件となります:
- 2020年1月30日以降に失効したPGWP所持者、または申請を行う日から4ヶ月以内に失効となる PGWP 所持者。
- 現在、有効な在留資格を所持しカナダ国内に滞在している、またはカナダ国内からカナダ在留資格回復(レストレーション)の申請を行っており、今回の延長申請を行った後も引き続きカナダ国内に滞在する。
- 2021年1月27日から2021年7月27日の期間内に申請手続を行う。
- 有効なパスポートを所持 (パスポート残存有効期間が18ヶ月未満の場合、認可されるワークパーミットはパスポートの有効期間に準じます)。
解説:
今回の救済措置対象者は約 52,000人、発給されるオープンワークパーミットは18ヶ月間有効、引き続きカナダ国内に滞在し、求職活動を行うことが可能となります。オープンワークパーミットは、特定の雇用主との間の雇用契約に基づく就労許可証とは異なり、自身で選択する任意の雇用主のもとでの就労を許可するものです。
カナダ移民局(IRCC)のデータによりますと、就労許可証の有効期限が 2020年1月から 2020年12月の間にあった 61,000人のPGWP所持者の内、約半数は既にカナダ永住権の申請手続を完了、または既に永住権発給を受けております。
PGWP について:
(Post Graduation Work Permit)
カナダ国内で "Post-secondary education" (e.g. 専門カレッジ, 職業訓練カレッジ, 大学,
大学院) を修了した留学生は最大 3年間の就労許可 (PGWP) の発給を受けることが出来ます。カナダ移民局の調査によりますとカナダ留学生の約60%がカナダ永住権取得を希望しており、PGWP
は永住権申請要件の一つであるカナダ国内での就労経験を得る機会を提供しております。
またカナダで学士号を取得した留学生の約3分の1、修士号を取得した留学生の約半数が、PGWP を取得してから10年以内にカナダ永住権を取得しております。
⇒ PGWP(Post Graduation Work P) 解説
⇒ カナダ移民局・関連 Source
カナダ移住 参考リンク
☆ カナダ永住権とは ?☆ カナダ永住権・自動ポイント計算