カナダ永住権 概要
(Updated: Feb. 2019)
世界中から優秀な人材がカナダ永住権取得を目指し, 直近 20年に於いては移民受入枠を大幅に超える申請希望者が毎年集中する状況を踏まえ, カナダ移民局はビザ認可基準と職種毎の受入人数枠リミットを弾力的に更新しております。カナダ永住権アプローチには主な
8つのカテゴリーがあります:
1. 投資家ビザ: 経営者 医師 企業上級管理職
2. 個人技能移民: 専門職 技能職
3. 技能移民トレードクラス: 専門職 技能職
4. カナダ経験者クラス "CEC": 専門職
5. Post-Graduation Work Permit Program
6. 企業家移民: 企業家
7. 自営業 Self-Employed Class: 自営業者
8. 家族移民 Family Class: 婚姻 親呼び寄せ
重要 ⇒ Express Entry System 解説
各カテゴリーの概要:
1. カナダ投資移民:
会社経営者 企業上級管理職 クリニックまたは医療法人経営 専門職 (医師 弁護士 税理士等) の経歴をお持ちの方で、200万ドル相当以上の純資産
(預金 不動産 株式投資 事業資産 簿価 保険 年金積立等を含む) を有し、一定金額を連邦政府が認可した投資プログラムに5年間投資することにより優先的に永住権が発給されます:
⇒ カナダ永住権・投資移民の解説
2. 個人技能移民 Skilled Worker Class (専門職、技能職):
「Skilled Worker Class "FSW" 新基準」での受付は 2015年5月4日に開始されました:
⇒ スキルドワーカークラス 詳細
3. 技能移民 Federal Skilled Trade Class (専門職、技能職):
2013年1月2日に ”Federal Skilled Trade Stream" として発表された新カテゴリーです。これはカナダ職種
Skill Level "B" の中で指定される技能分野の技術職、エンジニア、専門職の方が該当します:
⇒ スキルドトレードクラス 詳細
4. カナダ経験者クラス (専門職 技能職): CEC "Canadian Experience Class":
(Updated - Aug. 2017)
カナダ国内で正規就労ビザによる 1 - 2 年以上の就労歴、または 1 - 2年以上の就学歴 (= カナダ国内の公立大学・カレッジ、指定された私立大学・カレッジ・教育機関)
がある方に優先的にカナダ永住権申請資格が与えられます:
⇒ カナダ経験者クラス 詳細
5. Post-Graduation Work Permit Program (就労ビザ ⇒ 永住ビザ):
上記 CEC (カナダ経験者クラス) に関連しますが、カナダ国内での公立大学・カレッジ、または州認可の私立大学・カレッジ・教育機関に於いてフルタイム就学・学位取得後 1 - 2年のフルタイム就労のキャリアを経験後、永住権申請資格が与えられます:
⇒ Post-Graduation Work Permit 詳細
6. 企業家移民 Entrepreneur Class:
事業家移民既に企業を経営している人が、新たにカナダで企業経営に参画することにより永住権が申請できます。経営参加の為の資金、2年程度の運転資金 生活資金が必要です。 3年以上の企業経営実績が必要で決算書、法人納税証明書等の提出が必要です。一定額の資産証明も必要となります。このカテゴリーの永住権は条件付で将来事業が一定の成果をあげた時点で最終的に既得権として認められる形となります。
7. 自営業 Self-Employed Class:
文化、芸術、スポーツ の分野において一定の実績をあげており、カナダ移住後も, カナダ経済に貢献を果たすと見込まれる人が申請できます。
8. 家族クラス Family Class:
18歳以上のカナダ永住権 市民権保持者がカナダ国外に居住する親族の経済的保証をすることにより永住権が発給されるものです。点数審査での判定はありませんが、一定の語学能力が要求される場合もあります。親族の規定は下記の様に明示されております
:
親族の規定: 配偶者 19歳未満の子供 両親 60歳以上の祖父母。
カナダ永住権 参考リンク
☆ カナダ永住権 ? 質問 Q&A
☆ カナダ投資永住権 詳説
☆ カナダ大使館 ビザ査証課