カナダ移住 優先職種情報
Date: Nov. 2024:
カナダ永住権手続・スキルドワーカークラス(技能移民) カテゴリーでは、優先される職種・職能があり、カナダ労働市場の最新の需要状況を踏まえアップデートされます。
その他、2024年カナダ労働市場・高需要の職種:
COVID-19パンデミックによる経済的影響から回復した過程で、労働市場からの需要が特に伸びると予想される職種を、カナダの有力人材コンサルティング会社等の情報を踏まえ考察します。
COVID-19パンデミック下、企業はオンライン業務プラットフォームを整え、多くの従業員は自宅からテレワークで業務を行うようになっております。出社が必要な場合は、政府が示した公衆衛生ガイドラインに準拠、マスク着用、ソーシャルディスタンス確保を徹底しております。一方、職種によっては外出制限・ロックダウンによる業務停止で多くの人が職を失っております。しかし
2021年後半以降はカナダ企業・経営者側の 2/3以上がパンデミックの影響下で解雇した従業員の再雇用を計画しており状況が改善される見通しです。カナダ人材コンサルティング会社
Randstad Canada は、2021年カナダ労働市場では多くの職種で需要が伸びる中、特に専門スキルが必要となる職種での高い伸びを予想しております。
カスタマーサービス職:
COVID-19 パンデミック以降、スタマーサービスの必要性は飛躍的に高まっており、顧客からの各種トラブル相談に対し顧客の状況・希望を理解、専門的に処理できる能力を持ったカスタマーサービススタッフへの需要が伸びております。
正・准看護師職(Registered nurse):
この職種はパンデミック以前から不足しており、現在は重症患者のサポートを担う看護師の需要が急増しており、2022年迄に新たに60,000人の看護師が必要になると予測されております。
電気技術職:
最先端の通信システム等の運用維持をする為に、多くの分野の企業で電気技術職・エンジニアを求めております。技術的バックグラウンドだけでなく、コミュニケーション能力、文章作成能力等、多様なスキルを持った電気系エンジニアは最優先職種の一つです。
ソフトウェア開発職:
在宅勤務者が増えていること、eコマース市場の急伸といった状況下、各種アプリケーション設計、ウェブサイトのシステム分野でスキルがあるソフトウェア開発職の需要も堅調です。
会計士:
経済情勢の変動が大きい現状況下では会計士、特に政府資金調達や税制優遇措置の分野での知識を有し顧客企業に適切な専門アドバイスを提供出来る専門知識を有する会計士への需要は特に伸びております。
人事マネージャー:
パンデミックの状況下、企業が事業体制を維持する為には、人事管理者が在宅勤務規約、安全衛生規約等の関連する人事ポリシーを適切に策定することが必須となっており、且つ従業員のモチベーションを維持する為の労働環境整備を担う能力を持った人事マネージャー職の需要も堅調です。
ファイナンシャルアドバイザー:
現在の経済状況下、財務上の問題、例として住宅ローン、家賃の支払い等の問題に直面しており個人に対し適切なアドバイスとサポートを提供する専門職への需要も堅調です。
その他・技術系職:
パンデミック以前から、技術・テクノロジー分野の人材は不足しており、特に関連企業が多く所在するトロント、バンクーバー、モントリオールなどの大都市での求人は急伸しております。オンタリオ州、ブリティッシュコロンビア州では、特定のテクノロジー部門の採用に焦点を当てた移民プログラムが策定されております。
カナダ永住権 参考リンク
☆ カナダ永住権とは?☆ カナダ投資ビザの解説