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カナダ移住 LinkedIn 戦略

(Updated: 03-2024)

LinkedInは、専門スキルを持ったプロフェッショナル及び経営者・雇用主に最も活用されているネットワークツールの一つです。活用にあたり重要なポイントは、プロフィールの作成にあたっては "Branding 効果" にも配慮し採用担当者の目に留まり易くすることです。ヘッドハンター・人材採用担当者は、優秀な候補者を見つけるために LinkedIn を活用しており、極めて短時間に採用候補者を選別し、一次面接対象者を決定します。これらのことを踏まえ、業界・職域分野を適切に絞り込み Reference Letter 作成、ジョブアラート設定等を行う必要があります。

カナダにも特有のビジネス慣習があります。海外からカナダにやってくる外国人求職者にとってカナダ雇用市場を十分に理解することは最初のステップとなります。カナダで就職活動をする際、カナダのビジネス慣習に沿った Resume・CV(= Curriculum Vitae)、併せてカバーレターの添付も必須であり、カバーレターの中で適切に補足情報を記述することにより Resume・CV の内容を補完することが出来ます。すなわち、カバーレターの中では業績、学歴、職歴のアピールだけではなく、保有資格・研修履歴等も引用しながら職務遂行能力を強調する必要があります。採用担当者側が何百もの採用候補者のプロフィールを検索する時間はごく短い時間ですので、カバーレターの添付は必須と考えられます。

(Resume or CV ?)
Resume と CV(= Curriculum Vitae) の主な違いは文量、内容、そして用途となります。Resume と CV は、どちらも就職活動で使用されますが、必ずしも同一ではありません。カナダ・米国では多くの場合、Resume は職務能力のアピールを主眼としたもので、スキル、業績、職務経験を最大限にアピールする為の "個人の能力を売り込むマーケティング文書" と言えます。一方、CV は主に学業、科学研究、医療等の分野の求職の際に使われり、学歴、資格、研究職経験、専門家としての所属や会員資格等を包括的に記述しアピールするものです。

CV(= Curriculum Vitae) とは?
フェローシップ、ポスドク(Postdoctoral Researcher 博士研究員)、中等教育機関での教育・研究職、産業界での高等研究職を目指す方が使用します。大学院への出願には通常、自身の著作・出版履歴、従事したプロジェクト歴の内容を含む CV の提出が求められるケースが多いようです。一般的に、エントリーレベルの求職者の CV は Resume よりも長く、2〜3ページ程度となります。既に多くの論文を発表している中堅レベルの求職者の CV は更に長くなる傾向にあります。

CV Summary:
CV の全文を1~2ページに要約したものです。CV Summary は、自分のスキルや資格を迅速かつ簡潔に伝える方法で、大企業では、応募者が多いと予想される場合、1ページ程度に要約した CV Summary提出を求めてくることがあります。

CV に記載する内容:
教育経験、学位、研究、受賞歴、出版物、プレゼンテーション、その他の業績、学歴に関する幅広い情報が含まれ、Resume よりも長く、より多くの情報、特に学歴や研究歴に関する詳細を記述します。

カナダ・米国では、Resume と CV は同じ意味で使われることがありますので、応募する職種に応じ、どの様な内容の記述が必要とされるのか採用担当者に確認を求めても良いでしょう。
Resume 作成のヒント カナダ移住・就職

カナダ移民 LinkedIn 就職成功戦略
(その他・参考情報)
カナダのジョブマーケット・リサーチ:
現在、カナダの労働力人口は約 2,000万人、その中で移民が占める割合は 25%以上で新規就労者数は増加を続け、COVID-19パンデミック状況下にもかかわらず 50,000件以上の求人情報が常時リストされております。このページでは、カナダ国内の企業からのジョブオファー獲得、カナダ移住後の就職活動を成功させる為のアプローチ、リサーチ、自己アピール、自身の職歴・職能にマッチした企業・雇用主の確認、カナダで法的に規制されている職種の確認、カナダのビジネス慣習・書式に沿った履歴書作成のヒント、LinkedIn プロフィール最適化の方法をご紹介しております。

#1. リサーチ:
多くの求職者は、十分な事前リサーチをせず、履歴書を作成し一括して応募しまいがちです。しかし、事前リサーチを行うことにより、自身のキャリア目的とフォローアップが必要な部分を確認、ターゲットを絞ったジョブサーチが出来るようになります: 最初のステップは、数年後の自分の姿を把握することです。自分が何を目指しているのか、目的を明確にします。その上で、自分がターゲットとしている分野・業界でキャリアを積んで成功を収めている個人・企業を特定します。そのような人達に連絡を取り、面談のアポイントをとり、キャリアアップのアドバイスをしてもらいます。このような努力を重ねて形成されてゆくネットワークは、雇用機会を見つる機会となるだけでなく、カナダで貴方が希望する仕事を確保する為にどのような行動をとればよいかを理解を深める上でも重要です。多くのカナダ国内の企業では、助言・メンターシップの機会を設けております。

#2. LinkedIn 活用:
LinkedIn で企業プロフィールの "About" のセクション、及びウェブサイトの "会社概要" のセクションをチェックし、その企業・雇用主の経歴・社歴、製品サービスの内容を確認しましょう。ウェブサイトに "News" では最新の業績、企業概況を発表している場合もあります。自分が希望する職種・職位に関連した情報をできるだけ多く収集、あなたの上司となる可能性がある人物のプロフィールを事前に把握することも必須であり、これらの情報はカバーレター作成・面接時に大変役に立ち、あなたが準備を完全に整えていることを採用担当者・雇用主にアピールすることができます。

#3. 法律で規制されている職種:
カナダでは約20%の職種が法律で規制、免許制となっております。特定の専門職は、その職責を実践する為に一定期間の研修修了の要件を満たす必要があります。このような法律による規制はカナダ人の生活・健康安全を保護する為に設定されております。このような職種に就くには、外国で取得した資格・経験を一定程度迄認めてもらう、またはカナダ国内で新たに免許を取得する必要があります。このような免許・資格認定はカナダでは、州または準州の政府機関により認定、免許要件は州または準州により異なります。このような免許・資格制となっている職種として、医師、看護師、その他の医療関連従事者、エンジニア、熟練工、弁護士、会計士等があります。カナダ国内には 500以上の資格認定機関がありますので、最初にどの州に移住するかを決めるのが一般的であり、居住を希望する州に於ける職種の規制状況を調べます。職業の規制・資格認定制度の状況は、カナダに於いて最も権威ある信頼できる情報である Canadian Information Centre for International Credentials (CICIC)と呼ばれるサイトで調べることが出来ます: CICICのウェブページで、希望する職業を検索、希望する州を表示し、キーワードまたはNOC(National Occupational Classification)職種コードで検索出来ます。次に「職業規定の確認」迄スクロールダウン, 「規制・法律」タブをクリックします。職業が規制されている場合は「規制当局への連絡」迄スクロール、州・準州を切り替えると担当部局を見つけることが出来ます。

#4. ブリッジング・プログラム:
これは海外で一定の訓練を受けた人が、カナダで免許取得迄に必要なトレーニングを効率的に受けられる制度です。このプログラムは法律で規制されていない職種を探す際にも有用なプログラムで、雇用側、カレッジ・大学、職業規制機関、地域組織によって運営され、各自の教育・スキルレベル評価、臨床、職場等での職歴と経験を踏まえた、学術的内容の研修の機会を提供しております。各州・準州の公式ウェブサイトでは、カナダで希望する仕事に就くために必要なステップが紹介されています。カナダ国内には500以上の移民支援団体があり、新しくカナダ移住をした方々の為のジョブサーチ、英語・フランス語のスキルアップ等の無料サポートも提供しております。

カナダ移住 参考リンク

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